名古屋ホストクラブ 給料体系

ホストクラブのルールや給料体制

今回は私が過去に働いていたホストクラブのルールや給料体制について話していこうと思う。
平成10年代の中頃の話だ。

当時、ホストクラブで遊んでいたお客様は、自分が使っていたお金のどの程度がホスト本人に渡っていたという目線で読んでもらってもいいだろう。

過去の現実を知りたくない人はすぐにこのページを閉じることをおすすめする。

ただし、名古屋のホストクラブのとある店舗の話なので、全国的にどうだとか、名古屋のホストクラブの相場がこうだったという話ではない。

あくまでも「名古屋のとあるホストクラブの昔話」である。

ナンバーは半期ごとに決定

藤茂シリーズの物語で私(藤茂)たちが働く店舗のシステムは下記のとおりだ。

前期・後期と半月毎にナンバーが更新される。

毎月15日と月末に締日(ナンバーが決まる日)があり、1日と16日にはみんな売上がリセットされ、皆0からのスタートになるのだ。

お店には売上の区切りがあり、総売上(TAXや指名料等含む売上)で半期25万・50万・75万・100万のラインである。
そのラインをベースにホストたちの服装やルール・出勤時間・給料が決まるのである。

入店から3ヶ月は新人保証制度があり、半期何万かが給料として保証されるのだが、そこを抜けると完全歩合制となる。

それを下記の表にまとめてみた。

名古屋ホストクラブ 某店舗の報酬体系(平成中期)

半期売上服装やルール報酬
25万円未満・名札着用
・スーツネクタイ着用
・自分のお客様以外ヘルプ椅子にしか座れない
・店の掃除参加
・キャッチ参加
7万円
25万円以上・スーツネクタイ着用
・自分のお客様以外ヘルプ椅子にしか座れない
・店の掃除参加
・キャッチ参加
総売上の40%
50万円以上・スーツネクタイ着用総売上の45%
75万円以上・スーツ着用
(中にTシャツ可)
総売上の48%
100万円以上・自由(私服可)総売上の50%
200万円以上・100万以上と同様総売上の60%

あくまでも昔の話です。

かなり昔の話なので曖昧な部分があるが、その点はご容赦頂きたい。

強卓・罰金

その他、毎日強卓(毎日お客様を呼べないと罰金になる)制度を自身で設定したりするとパーセンテージが上がるシステムもあった。

またルールを守れない場合はかなりの罰金が給料から引かれるのだ

今思うとかなりブラックな世界だ。

令和時代の給料体系は?

以上、平成中期のホストクラブの給料体系を語ってきたわけだが、みなさんが最も知りたいのは現在の給料体系についてだろう。

それについて、知らないわけではないが、ここで書くのはやめておく。
私が知っていることの真偽が不明であるし、場合によっては営業妨害になってしまう恐れがあるからだ。

働く予定のお店や、自分の担当に確認してほしい。

つづく