今回は、少し法律的な話をしてみたいと思います。
「未成年は客としてホストクラブに入店できるか。」
「未成年者がホストとして働けるか。」
このような疑問を抱いたことはありませんか?
結論からいうと、答えは「法律的には可能」ということになります。
風営法では、「18未満の客の立ち入り」と「18歳未満を接客従業者として使用すること」を禁止しています。
つまり、法律だけの話であれば、18歳以上であれば、客として入店することも、ホストとして働くことも可能なのです。
従業員名簿
風営法のルールで従業者名簿という書類を作らなければならず、ホストの生年月日や国籍を確認しなければ働かせることはできません。
もし作成していなかった場合は、警察が見回りに来たときに見つかると当然処分の対象で、下手すると営業停止までも在り得るのです。
厳格な入店ルールを設けているホストクラブも
お客さんに関しても、運転免許証等の身分証明書を提示しないと入店を受け付けないというのはよく聞く話です。
これは、ホストクラブ側だけではなく、お客さん側に対しても余計なトラブルを回避するための施策といえますね。
ホストクラブによっては、客やホストの年齢制限を「高校生禁止」や「19歳以上」または「20歳以上」という独自ルールを設定している店もあるようです。
風営法のルールよりも厳格な基準を設けることによって、店舗運営を適正化していこうという試みですね。
独自ルールに関しては、自分が働きたいホストクラブ、遊びにいきたいお店に事前確認していただくのが一番間違いがないと思います。
やはり未成年は健全ではない…?
一般から見ると、やはり未成年がホストクラブで遊んでいるというのはあまり健全ではないと感じる人は少なくないでしょうし、仮に飲酒をして飲みすぎたり急性アルコール中毒になって救急車で運ばれるようなことになると大変なことになってしまうのではないかな、と考える人は多いのではないでしょうか。
もし18歳以上20歳未満のお客様を入店させたいのなら、ホストクラブの店舗責任者や先輩ホストは事故が起こらないように細心の中注意をしなければなりませんね。
今後はどうなる?
世間の目が厳しくなってきていますし、何よりも現代にはSNSがあります。
お店にやめろと言われていても、隠れて飲酒や喫煙をして、さらにSNSを使って拡散してしまうひとがいるかもしれません。
「お酒はダメと伝えていたけど、本人が勝手に飲んだ。」
「お客さんが無理やり飲ませた。」
これでは店舗側は責任を免れることはできません。
下手すると、お客さん側に迷惑がかかる可能性もありますので、未成年を使用する場合は十分注意してくださいね。
まとめ
今回はホストクラブと未成年の問題について書いてみました。
重要ポイントは、下記のとおりです。
法律上は、18歳以上ならお客さんとして入店することも、ホストとして働くこともできる。
未成年の飲酒はもちろん禁止
実際に入店できるかは各店舗にご確認ください。
みなさまのホストライフのお役に立てば幸いです。