名古屋ホスト求人事情
あい(通常)

みなさんこんにちは。編集部のあいです。

「ホストクラブに就職する方法って?」
「どうやってホストになるの?」
「求人応募とかしてるの?」
「イケメンじゃなきゃなれないの?」

などなど、
ホストクラブへの就職事情に興味のある人も少なくないと思います。
そこで、今回は藤茂さんに、ホストクラブの求人事情についてお聞きしました。

名古屋ホストクラブの求人事情

あい(笑顔)

藤茂さんこんにちは。
今回はホストクラブの求人事情というか、そのあたりについてお聞きしたいのですが、新人がホストクラブに入ってくる経緯は、どういうものが多いですか?
紹介とか求人広告とか、いろいろな経緯があるとは思うのですが…。

藤重

一昔前までは、業界専門誌などの求人広告からの応募・紹介・スカウトが基本でした。
スカウト(路上での声掛け)は、現在では違法となっていますが、当時はそこまで厳しい規制もなく、当たり前に行われていました。

働いてくれそうな男の子を探すために頻繁に街に出たり、その他はクラブ・海水浴場・まつりなど若者が集まる所にはとことん探しに行っていましたね。

現在では紹介や出会系アプリ、SNSで探す事が多いと思います。
SNSのアカウントを見れば、写真・思想・性格・フォロワー数・女子との接し方など、ある程度の推測も付きますからね。

あい(通常)

そうなんですね。
ホストさんたちも、はじめるきっかけは他の職業と同じ部分もあるということですね。
あとやっぱり、スカウトで声をかけられる時点で輝ける可能性のある原石なんだと思います!

ホストクラブに応募してくる人はどういう人が多い?

あい(通常)

次に、新人がホストになる動機や理由を教えていただきたいのですが、どういったことを考えて応募してくる人が多いのでしょうか?

藤重

ほとんどの新人ホストは、一攫千金や成り上がりを夢見てだと思います。
ホストクラブの世界は、外から見るだけだと女性とただでいいことができて、普通では考えられないような大金を楽に稼げるというイメージもありますからね。ホストクラブの裏側はすごく地味ですけど…苦笑
その他、本当の女好きという理由で応募してくる人も少なくありません。

あとは、現在ではモデルさんのような容姿をもったホストさんや、SNSやメディアを見て情報発信をされているカリスマ的ホストさんのたくさんお見えになるので、「この人と一緒に働いてみたい」という、個々のホストさんへの憧れから、自分もホストになりたいという人もいるそうです。

あい(通常)

様々な動機があるとはいえ、外からみるとやはりホストクラブのよい部分に憧れてホストになる人が多いのですね。
藤茂さんのようなホスト経験者からすると「甘い」となってしまうのでしょうが…。

これは一般的なイメージだと思うのですが、やっぱりイケメンしか採用しないですか?

藤重

いや、全然そんな事はないです。
身だしなみがあまりにだらしないとかそういう事がない限り、容姿や見た目だけで採用しないお店は少ないと思います。

あい(困り)

意外ですね!
イケメンじゃないとホストになれないと思ってました!

ホストの定着率はどれくらい?

あい(通常)

次に、新人ホストが実際にホストクラブに入店してからのお話をお聞きしたいと思います。
新人さんがホストクラブに勤めはじめてから、そのまま定着する、というか、ホストを続けていく人の割合はどんな感じでしょうか?

藤重

「定着する」というのがどれくらいの期間を指すかにもよると思うのですが、仮に「入店から3年後にも在籍している」という基準で判断するとしたらるのは、20%以下だと思います。
あくまでも私が経験してきたお店での話ですが、他店の話を聞いていてもだいたい似たような割合ではないかと思います。

あい(困り)

20%というと、5人に1人ですね!
思ったより全然少ない!

藤重

なんせある程度売れないと軽いホームレスレベルの生活になりますからね。
私の下積み時代なんかは、それもう悲惨なもので、食べるものもろくになくて毎日辞めたかったです…

ただ、今ではだいぶホストさん達が働きやすい環境になってきていると聞いています。
結局、働いてくれるホストさんがいなければ店側も経営を続けていけないですからね。

それに、今ってSNSがあるから悪い噂ってすぐ広まっちゃうじゃないですか。
無茶すると晒されるからという訳でもないですが、その辺りの理由からもホストクラブの労働環境は、この数年でどんどん良くなっていると思います。

あい(通常)

ホームレスレベルですか…💦
藤茂シリーズでは、今ちょうど、藤茂さんのホストクラブデビューのあたりだったと思いますので、今後そのあたりのことが語られていくのでしょうか、非常に楽しみですね。

名古屋のホストクラブ文化のため

藤重

いえ、とんでもない。
名古屋のホストクラブ文化のために、少しでも貢献したいと考えております。
またお力になれそうな事があれば何でも聞いてください。

あい(笑顔)

今回は藤茂さんに「名古屋のホストクラブ新人事情」をお聞きしました。
藤茂さん、誠にありがとうございました。