「ホストにハマると風俗で働くことになる。」「女性を金としか見ていない」
ホストに対して、世間には一部上記のようなイメージがあるのではないだろうか。
そういうホストもいることは事実だ。
でも、ホストはそういう男ばかりではないということも知ってほしい。
今日は、女性の人生を左右するかもしれない2種類のホストについて話す。
2種類のホスト
No.1になるホストは2種類いる
俺は、No.1になることができるホストは世の中に2種類いると考えている。
分かりやすいように数字にして伝える。なお女性客の財力は全員同じとする。
A 売上500万円に対して、担当している女性客が5人いるホスト
B 売上500万円に対して、担当している女性客が20人いるホスト
どちらも売上額は同じだ。しかし、内容は全く違う。
俺はBのタイプだった。Aのホストとは売上額が同じであったとしても、
同じホストだと思ってほしくない。
A 女性客1人あたりの売上が100万円
B 女性客1人あたりの売上が25万円
女性の財力は同じだから、女性客の負担が軽いのは間違いなくBだ。
ではホストはどうだろうか。
これは、短期的な目で見ればホストが楽できるのはAだろう。
しかし、長期的にみればBの方が女性だけでなくホストも幸せだ。
でも女性だって店に来た途端に俺のことを愛してくれるわけではない。
BのホストとしてNo.1になるには、膨大な努力と時間が必要だ。
ホストは派手な世界だと思っている人はまだまだたくさんいるだろう。
毎日行動して実績を積み上げなければ結果はついてこない。
俺が現役だった15年前も、そして今でも、こんなに地味な世界はないと思う。
20人の彼女
俺の現役だった頃のことを話す。
俺が普段担当している女性客はだいたい20人ほど。
もちろん全員に同じパフォーマンスは発揮できないので、付き合い方の深さに違いはある。
・ 一緒にいると癒やされる、自分の気持ちで一緒にいたい女性
・ 少々気を遣うが大事にしてあげたい女性
・ 一緒にいると正直疲れるが気持ちには応えたい女性
自分の気持ちの入り方は確かに人によって違う。その女性と寝るか寝ないかも違う。
でも、20人全員が自分の彼女であることに違いはない。
彼女たちをお金として見たことはないし、
店に来てお金を使ってくれる順番で大切にするということもない。
例えば、自分の彼女の「好きな食べ物」「好きな色」「好きな音楽」「親や兄弟のこと」「仕事のこと」「趣味のこと」は、知りたいと思うはずだ。
または、自分の彼女がどんな考えを持っていて、どんな環境で育って、今どんな環境を望んでいるのか。
俺はもちろん知りたいし、幸せにしたいと思うなら知るべきだと考えている。
俺は20人全員の彼女たちのことは何でも知っていたし、
起床や就寝時間、仕事の始まる時間、終わる時間を把握して連絡をしていた。
お金を使いすぎると人はおかしくなる
女性に対して気をつけていたことは、女性が自分に対して使うお金は、
その女性の稼ぎの6割を超えないようにすること。
とはいっても、女性は愛している男性のために無理をしてしまうことが多いから、自分が知らない間に7割使ってしまうこともある。
しかし、稼ぎの7割以上使うと女性はおかしくなってしまう確率が高い。
お金は人間の本性を現し、人を変えてしまう力を持っている。
彼女たちが不幸にならないためには、
お金の使い方に関しては俺が絶対に気をつけてあげないといけない。
それをおろそかにすることは、女性を不幸にするだけではなく、自分の首を締めることにもなる。
俺は20人の女性たちを不幸にしていると感じたことは一度もない。
女性たちに幸せになってもらうために、自分を高める努力や女性たちと向き合う時間を惜しんだこともない。
彼女たちにも、人として、女性として、自分を高めて夢を叶えてもらいたいから自分にできるサポートは何でもした。
半端な男性と付き合うくらいなら、20人彼女がいたとしても俺と付き合った方が人生に幸せを感じる瞬間が多いはずだ。
女性を不幸にするホストや男
Aのホストの女性客は、「ホストにハマる」という言葉が当てはまるかもしれない。
自分を愛してくれた女性がどれだけお金を使っても、Aのホストは止めないだろう。
おそらく女性をお金として見ているので、精神的な絆やつながりを女性が感じることもない。
それでも女性はホストに愛されたくて、店でお金を使うために、
借金をする、風俗で働く、精神的に病み自殺未遂をする・・女性は不幸になる可能性が高い。
女性が精神的にも金銭的にも限界が達した時には、その憎しみはそのホストに向けられる。
それを受け止めきれないホストは、何らかの形で痛い目を見るだろう。
勘違いしないでほしいのは、Bのホストが女性を不幸にするために仕向けているわけではない。
女性には母性があるから、Bのホストに情を持つと売上を作れないことが申し訳なくなり、自ら借金をしたり風俗で働くようになる。
好きすぎて苦しくなって自ら飛び降りてしまう。
AのホストなのかBのホストなのかを見分けるのは、ホストクラブに来た時点で女性が見分けるのは難しいだろう。
しかし女性が不幸になる可能性を少しでも下げたいので、Aのホストを見分けることができる
かもしれない例を伝える。
・電話に出ない
・約束を守らない
・言ったことを忘れる
・後輩ホストから嫌われている
・身なりがだらしない、靴が汚い
・話す時に人の目を見ない
あなたの身近にもこんな男はいないだろうか。
これはホストではない男であっても、高確率であなたを不幸にする男だから近づかない方が良い。
まとめ
ホストとの出会いは、おそらくホストクラブになるだろう。
一般的に、100人の女性客が新規で店にやってきたら、3分の1は担当がいる顧客になると言われている。
案外多いと感じたのではないだろうか。
何気なく行ったホストクラブで、
どんなホストに出会うのか、どんな女性客に出会うのか
女性たちには、自分の人生の価値が上がるホストと出会ってほしいし、
ホストたちには、努力を惜しまないで1人でも多くの女性を幸せにしてほしい。